バストが大きくなったわけは

30〜40年前、日本人のバストはAカップやBカップが普通だった。Cともなると大きいなという感じがした。しかし現在の標準はCカップである。

トリンプが1980年に調査した際は、Aカップが58.6%と半数以上、最も大きいサイズはDカップで、4.5%しかいなかった。それが2018年の調査ではDカップ以上が53.1%にまで急増している。

身長はたいして増えていないのに、なぜバストだけが大きくなったのか。その原因として、ホルモン剤投与の米国産牛肉を食べていたからということが考えられている。ここ数十年でバストが大きくなったのは、ホルモン剤という薬品のせいだった可能性が高いのだ。

牛に「肥育ホルモン」を投与し、成長を促進するのである。EUでは1989年に輸入禁止にしたところ、その後の7年間で、乳がんの死亡率が約45%も減ったという報告がある。

牛肉そのものを食べていなくても、牛肉からとったブイヨンがカレーのルーや加工食品など色々な料理に使われているので、食べたつもりはなくても摂取しているのである。

グラビアなどで巨乳がもてはやされているが、危険な状態が放置されているのかもしれない。

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