制限のある、ネットでの国勢調査

集計が容易だからだろうが、国勢調査をなるべくネットでやって欲しいらしく、「インターネットでの回答がとても便利です」「紙の調査票でも回答することもできます」という表現になっている。紙の調査票は推奨されていないのだ。しかしそれにしては、OSやブラウザの制限があり過ぎる。数世代前のOSだとネットで回答できないのだ。これはマイナンバーカード、マイナポイントにしても同じ。全ての人が最新のOSにしているわけではないのに、ちょっと古いOSだとできないなんて、手抜きも甚だしい。

役所のやることはいつも同じである。ネットでの確定申告を始めた頃もmacではできないなど制限が多かった。国のシステムのくせに、最新のシステム、最新のOSを使えというのはどうかしている。古いパソコンを使っている貧乏人は門前払いということか。

初期のネットの確定申告は非常にわかりにくかった。その上OSの制限である。そんなことで使用が広がるわけがない。今はかなりわかりやすいシステムになったので、ネットで確定申告をする人も増えてきた。後からでも改良したからまあいいが、本来最初から使う人の利便性をもっと考慮すべきなのだ。親方日の丸のダメなところである。

今回の国勢調査も、パソコンでやろうと思ったらOSが古いからダメだった。株式売買だろうが、銀行の取引だろうが他のことはなんの支障もないのに、国勢調査だけOSが古いということでできない。まったくどうかしている。やる気あんのか。

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