煽(あお)るテレビの危険性

夕刊フジで小林よしのり氏が「モーニングショーは自粛警察の総本部」だと言っていた。まったくその通りだと思う。モーニングショー、ワイドショーが今のバカげた状況を作り出している。無責任にいい加減なことを言い散らすワイドショーは諸悪の根源だ。

ワイドショーなどの煽りに乗せられて、一般人が自粛警察をやり始める。営業するなと張り紙したり、他県ナンバーの車に嫌がらせをしたり。非常時になると、日頃隠されていた品性の下劣さが表面に現れてくる。

マスクをしないといって非難したり、店を開いているといって張り紙したり、これは戦時中に、戦争に反対する者を非国民といって非難したのとまったく同じ構図だ。そして戦時中の新聞と同じ役割を、今度はテレビというメディアが果たしている。戦時中は新聞が戦争を煽ったが、今はテレビがコロナを煽っている。

こういう状況を見ていると、「コロナ」が何かの拍子に「戦争」に置き換わってもまったく不思議はないと思える。うっかりすると、メディアと市民が一体となって戦争に突き進む要素をしっかりと持っているということだ。

実際過去に一度やったことである。もう一度やらないという保証はない。そして今の状況からは、国民は簡単にテレビにコントロールされるということがハッキリしている。テレビが開戦を言い出したら、本当にあっけなく戦争になるのかもしれない。

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