アマエビかと思ったらアマビエ

ざっと字面を見てアマエビかと思ったらアマビエだった。アマビエというのは疫病を退散させる妖怪らしい。このアマビエの絵を飾っておくと疫病にかからないというご利益があるとのこと。武漢ウイスルのおかげで妙なものが出てきた。

最初にアマエビと間違えたせいか、アマビエにはなんだかエビっぽい印象がついてしまった。形は全然似ていないのだけど。

エビといえば、甲殻類は侮れない。カニやエビの甲殻からキトサンが取れる。キトサンは脂肪やコレステロールの吸収を抑える効果があるので、サプリメントに利用されているのだ。また殻を砕いたものは肥料にもなる。

カブトガニの青い血液からはLAL試薬が作られる。LAL試薬というのは、製造中の薬品や食品等に有害な毒素が含まれているかどうかを、迅速確実に調べることができるものである。そのため、毎年アメリカでは約50万匹もの生きたカブトガニが捕獲されていて、生息数の減少が懸念されている。

そして当然ながらエビもカニもうまい。高級な食材である。役に立つ上においしい。甲殻類はアマビエに劣らずご利益があるのだ。

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