時をかける少女

大林宣彦監督が亡くなったからだろうが、この間「時をかける少女」をテレビでやっていて、懐かしいのでちょこっとだけ見た。主演は原田知世と高柳良一、尾美としのり。

1983年の映画だからもう37年も経つ。この映画を最初に見たときには思いもよらないことだったが、原田知世も今や52歳だ。

芳山和子(原田知世)は、ある放課後に学校の実験室でラベンダーの香りを嗅いでタイムリープ(時間跳躍)してしまう。時をかける少女となった芳山和子は同級生の深町一夫(高柳良一)に恋するが、彼は未来からやってきた人なのだった。

主演の高柳良一はこの映画の3年後に大学を卒業すると、俳優を辞めて角川書店に入り編集者となる。そしてその後角川書店からニッポン放送に移り、製作陣として働いていたと思ったが、現在は総務部長だそうだ。

なぜこんなことを知っているかというと、私の好きな宮脇俊三の鉄道旅行記の担当編集者の一人が高柳良一だったのである。その辺の話題から高柳良一の経歴を知ったのだ。

松任谷正隆による楽曲が気に入っていたので以前この映画のサントラ盤を持っていて、何年か前にオークションに出したら、廃盤になっていたので定価の倍くらいで売れた。まだまだ人気があるのだろう。今はまた再発されているようである。

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