ダウは上昇の新記録で、日経平均も連日の大幅上昇!

昨夜のアメリカのダウは2112ドル(11.4%)という過去最大の上昇。2万ドル台を回復した。また新記録である。武漢ウイルスによる景気の落ち込みに対する大規模な経済対策に期待する買いが入り、売り方の買い戻しも大きくなったようだ。

これを受けて日経平均も1450円もの上昇。連日の大幅上昇で19000円台を回復した。歴代5位の上昇幅で、26年ぶりの大きさだそうだ。今週に入っての大きな3連騰により、武漢ウイルスによる一連の下落も底をつけたようにも見える。騰落レシオも先週初めの約40から60台まで上がってきた。

騰落レシオというのは値上がり銘柄数と値下がり銘柄数との比率を示すもので、25日分を計算したものが一般的だ。通常騰落レシオは70で売られ過ぎを示す。60になることなどはあまり無く、40なんていうのは記憶にもない。リーマンショックの時も50くらいまでだったらしいので、今回はそれを超える状況になったということだ。

テクニカル分析上は騰落レシオからもまだまだ上がって当然なのだが、油断はできない。日本もアメリカもヨーロッパも、まだ武漢ウイルス感染者数のピークを迎えてないからだ。この感染者数の増加の程度によっては、また大きな下落を招くことがあるかもしれない。

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