下落は続くよどこまでも

昨夜のアメリカのダウはまたもや1400ドルもの大幅下落。先日の2000ドルに次ぐ記録である。ここ半月ばかりの間に、2000,1400,1190と、下落記録のワースト3が出た。非常に良くない状況だ。

 

これでダウは29000ドルから23500ドルまで20%以上下落したことになる。株価が20%以上下落するというのは、景気後退期に入るというサインなのだ。

ダウの下落を受けて日経平均も前場に1000円の大幅下落。ただ後場に少し値を戻して856円の下落で引けた。日経平均は24000円から18560円まで20%以上下落で、日本も景気後退期に入るサインが出たということになる。

アメリカは好景気が何年も続いていたからまだいいが、日本はまだインフレ率2%の達成もできず、デフレからの脱却ができていない状態だ。これで世界的な景気後退となると、先行きは非常に厳しい。実質賃金の低下、消費の落ち込みという道をたどることになる確率は非常に高い。

さらに現在ダウ先物は1000ドル近い下落。ということはダウは今夜さらにまた1000ドル前後下落するかもしれないということである。新型コロナの感染も市場も、落ち着く気配はまだ見られない。

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