株価の下落が止まらない。昨夜のアメリカのダウは過去最大の下げ幅で、またも１１９０ドルもの大幅下落。本日の日経平均も８００円の大幅下落で２１１４０円。今週、日経平均は２０００円以上下げた。新型コロナウイルスの蔓延を世界中が危惧していて、リスクオフの姿勢が強まっているためだ。
アメリカのダウは今週合計３０００ドルも下げている。ヨーロッパもアジアも、世界中の株式市場で下げ基調が続いているのだ。日経平均は２４ヶ月移動平均線の２２０００円で下げ止まるかどうかが１つの目処だったが、ついに大きく割り込んでしまった。
こうなると株価が戻るにはかなりかかる可能性がある。前回割り込んだときは戻るまで半年以上かかったし、その前のときは１年くらいかかっている。
世界中で感染者が増えつつある状況なので、今後も投資家心理が上向くとは思えない。日経平均が２００００円を割り込むことも無いとは言えない情勢になってきた。
