神社で願いごとをするときに名前など言う必要はない

何年か前から、神社で願いごとをするときに自分の名前と住所を言わなければダメだ、などと言う輩が増えた。そんなこと、昔は聞いたこともなかったし、そもそもそんな必要はなかろう。誰かが勝手に言っているだけだ。

名前と住所を言わなければ誰だかわからない、というのがその理由だということだが、名前と住所を言わなければわからないような神様なら、願い事をかなえる力もないだろう。逆に、願い事をかなえる力があるくらいなら、名前や住所など言わなくても見通せるはずだ。神様がいるのならば、という話であるが。

かしわでの回数がどうだとか、お辞儀の順番や回数がどうだとか、アホなことを言う連中も多い。しかしそんなことは誰か(人間)が勝手に決めたことだ。神様の存在を信ずるなら、そんな勝手な決めごとは必要のないことである。神様は人間を超越しているのだから。存在を信じないならば、そもそもはなから決めごとなど無い。どちらにしても、そんな回数だの順番だのはバカバカしいことである。

世の中には物事を型にはめたがる人間が多いので、よく自分で考えてみることが必要だ。

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