原因不明の貧血で友人が入院

友人がまた入院した。今回はいつもの東京のMではなくて、以前勤めていた会社の同期でオーディオ仲間のNである。1年半くらい前から貧血が治らなくて、治療のための薬の副作用で血糖値が高くなったので、調整するために入院したとのこと。

貧血の原因がわからないのだそうだ。ネットで調べてみると、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、子宮筋腫、子宮内膜症、慢性腎不全、白血病、多発性骨髄腫などなど、原因となることがたくさん書いてあるが、原因不明ということは、このどれにも当てはまらないということになる。

そもそも男なので当てはまるわけがないものや、当てはまったらやばいものもあるが、どれにも当てはまらなくて原因不明というのも困りものだ。原因がわからなければ、根本的な治療ができないからである。症状を抑えるだけの対症療法しかできない。

ヘモグロビンが基準値の半分くらいしか無いようなので、かなり息苦しいんじゃないかと思われる。本人曰く、キリマンジャロの頂上で生活している感じだとか。キリマンジャロといえば6000m近い高さの山である。高山病で登頂を途中で断念する人もいるくらい酸素が薄くなる。そんな状態で四六時中過ごすのだからしんどい。

再生医療やDNAの解析が話題になるなど医療は進歩しているようだけど、意外と身近な病気がまだまだ克服できないでいる。カゼすら治すことができないのだから、貧血の原因がわからないということもあるのだろう。

この友人は白血病から奇跡の復活を果たし、さらに2度の心臓手術も乗り越えて元気に暮らしている。何かと病気がちだけど、不死鳥のような奴なのだ。今回もなんとか克服してしまうに違いない。とにかく早く原因がわかるといいなと思う。

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