栃木市方面へ/大豆生田商店のいか・じゃがいも入り焼きそば、岩下の新生姜ミュージアム、唐沢山神社、稲安食道

月初となる先週の土曜日に、いつもの足利の友人Yと栃木市方面へ出かけてきた。同僚に聞いた焼きそば屋に行きたいとのこと。栃木名物のじゃがいも入りの焼きそばで、栃木市の環状線沿いにある「大豆生田商店」という店だ。「ら〜めん剣豪」の看板が紛らわしいが、これは隣の店。

「いか・じゃがいも入り焼きそば」といもフライを注文。糖質だらけ。じゃがいも入りの焼きそばは高校生の頃に足利の「かどや」でよく食べた。「じゃがいも入り焼きそば」じゃなくて、「ポテト入りやきそば」という名称だった。どちらも豚肉は入らない。

味はまあ特別うまいというわけではない。普通。ボリュームがあるのでそこそこお腹いっぱいになる。じゃがいも入り焼きそば380円、いか・じゃがいも入り焼きそば430円だから、お店で食べる昼食としては安いものだ。客はなぜか高齢者ばかり。

食事の後は、以前から気になっていた「岩下の新生姜ミュージアム」に行ってみる。入場無料のせいか、そこそこ混んでいる。子供連れが多い。

入るとすぐに売店があって、「岩下の新生姜」を始めとする食品やグッズを売っている。岩下の新生姜の色であるピンクのものばかり。食堂もあって、新生姜肉巻き、新生姜ピザ、新生姜ソフトクリームなど、新生姜を使ったメニューが食べられる。

ピンクのスクーターなどエントランスホールの展示。

巨大新生姜。穴から顔を出して写真が撮れる。館内展示物は撮影自由である。

謎の展示。「新生姜の部屋」

ピンクの神社(ジンジャー)

展示はパネル系が多い。また芸能人の色紙が大量に飾ってある。新生姜は普通の生姜とは別の品種で、台湾産である。日本で作ってみたがうまく育たないそうだ。

次にとちぎテレビの「カミナリのチャリ旅!」で見た、佐野の唐沢山神社に行ってみる。「カミナリのチャリ旅!」は芸人のカミナリが自転車で栃木県内を巡る番組である。友人Yと近場に出かけることが多いので、情報を仕入れるため見始めたのである。以前はU字工事が県内巡りをやっていたのだが、「U字工事の旅!発見」という別番組で群馬、茨城、埼玉、福島まで範囲を広げているようだ。カミナリの地元は茨城県だけど、茨城にはテレビ局が無いのでとちぎテレビに出ているのだ。

唐沢山神社は、唐沢山城跡に建てられた神社である。関東屈指の山城だった唐沢山城は山の上にあった。車がすれ違えないほどの細く曲がりくねった道をかなり登ると、やっとレストハウスのある駐車場に出て、そこから徒歩で階段等をまたかなり登らないといけない。

猫がたくさんいて、しかも人に慣れている。近づいても逃げない。神社で飼われているらしく、ちゃんと首輪がつけられている。

何やら見上げている猫。木の上に何かいるのか。

新緑は気持ちがいいが、登りは続く。

 

けっこう長く急な階段。

やっと最後の階段。

本丸跡の神社にやっとたどり着く。

横から見ると。

あちこちに猫がいる。

城壁の跡。

社務所の南東側に眺めのいい場所がある。天気が良ければ、スカイツリーや新宿のビル群が見えるとか。

大きな井戸。城を作った頃から涸れたことがないそうである。中を見たら錦鯉がたくさんいた。

帰り際に、駐車場の近くに天狗岩という看板が出ているのに気づいて、石段を登ってみた。ウグイスが鳴いていてのどかである。今まで聞いたことがないような、非常に長いウグイスの谷渡りを聞くことができた。いつまで渡ってんだよ、と言いたくなるくらいの長さ。

上まで行くと、なんだか板状の石を積み上げたような岩があって、ここからも平野が見渡せて眺めが良いから、これが天狗岩なのだろう。この岩は板状節理というものらしく、マグマが冷えて固まるときに生ずるものだということである。

チラッと見ただけだったが、駐車場から神社までの間に「唐澤山荘」というのがあって、後で調べてみたら、4,5月にタケノコ料理、9,10月に松茸料理を味わえるそうだ。

唐沢山を、登りと反対側の田沼方面に降りる。こっちの方が道が広くて走りやすい。ついでに「道の駅どまんなかたぬま」に寄る。裏手に非常に広い屋根付きの駐車場があり、場内の子供広場みたいなところには巨大さのまるが。

夕食は西方町の「稲安食道」で。友人が以前入りそこねたというのでリベンジ。

私はカキフライ定食、友人はカツ丼、それに鳥の皮焼きというおつまみっぽいものも注文。和食店なのだが、寿司のカウンターもある。壁にズラッと酒が飾ってあるから、夜は飲む方が中心なのかと思うと、それにしては8時半で終わってしまう。謎な店である。カキフライ定食はそこそこだったが、カツ丼はかなり甘い味付けで、友人は後悔しきり。肉厚のしっかりしたカツ丼なので、惜しいところだ。定食のお新香には「岩下の新生姜」も2切れ。

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