連休明けはやっぱり下落

例年5月連休中はあれこれ波乱があって、連休明けの株式市場は大幅下落ということが割と多いものだ。しかし今年は日本市場が休みの間もずっと欧米やアジアなどの市場や経済状況が穏やかで、珍しく波乱無しだなと思っていたら、連休明け直前にトランプ大統領から爆弾が落とされた。

2000億ドル分の製品に対して対中関税を10%から25%に引き上げる、というツイッターのつぶやきがあったのだ。これにより6日の米国ダウは一時400ドル以上の下落、上海市場も6%近く大幅下落した。

この流れを引き継いで、昨日の日経平均も335円の下落。結局いつも通り、連休明けは大きな下落となってしまった。そして本日も321円の下落。昨日のダウも一時600ドル以上下げ、終値も470ドルの大幅下落だった。10日に関税引き上げを実施するという米国の表明を受けて、市場が米中貿易戦争の激化を懸念した結果、世界中で株価が大きく下落しているのである。

この貿易戦争の影響は今後も避けられそうもなく、十分な注意が必要である。

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