今この時の充実が重要である

人生は山あり谷ありだが最後には必ず死ぬ。ならば今この時を楽しまなくて何になろう。だから毎日のように映画を見て、音楽を聴き、酒を飲むわけである(←言い訳)。

先の心配ばかりしているのはつまらない。大切なのは今なのだ。先のことはなるようになる。良くなるかもしれないし、悪くなるかもしれない。先の目標を高くし過ぎると今が苦しくなるだけだ。

一生懸命に老後に備えて蓄えても、途中で死んでしまうかもしれないし、家庭が破綻してしまうかもしれない。いくら備えても、思い通りの老後がやってくるとは限らないのである。

もちろんある程度の備えは必要だろう。しかし完璧を目指したり、過大に考えたりしていると、今この時の充実が図れない。かの大前研一氏も言っている。やりたいことは今やれ、と。

引退してからゴルフ三昧という予定でも、体がついていかなくなったりするし、一緒に行く仲間も存命とは限らない。毎日釣りだあと考えていても、神経痛で不可能になるかもしれない。旅行に行くのもだんだんしんどくなる。糖尿病などになって、おいしいものも自由に食べられなくなるかもしれない。

行動するのは動けるうちである。後になったら、やろうと思っても動けない。動けるうちに動いておいて、思い出をたくさん作っておくことが良いと思う。たとえ寝たきりになっても、思い出に浸ることはできるのだから。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。