グラジオラスと百日紅

裏道で見つけたグラジオラス。懐かしい。子供の頃は庭で咲いていたし、近所でもよく見かけたものだ。最近あんまり見ないけど、大きな花がたくさん折り重なるように咲く様子はやっぱり華やかだ。昔は白とかピンク、あるいは紫をよく見たような気がする。このようなサーモンピンクはあまり見たことがない。

イタリアンレストラン「Takezo」の前の通りに何本か並んでいる百日紅(さるすべり)が、いつの間にか花をつけている。よく見かけるのはピンクの花だけど、珍しく赤いのが1本だけ混じっている。百日紅のピンクは暗いピンクであまり好きではないが、この季節はどうしても目についてしまう。

百日紅は樹皮がツルツルしていて、猿も滑って落ちるようだということからついた名だ。写真は一部樹皮がはがれているが、白っぽくツルっとした感じはまさに滑り落ちそうである。

しかし読みは”さるすべり”でも漢字は「百日紅」。紅が百日というくらい、開花する期間が長いのだ。だからあんまり好きな花じゃないけど、何度も見ることになってしまうのである。

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