肝性脳症の友人が手術をした

この間入院した東京の友人Mだが、肝臓の検査をした結果、カテーテルによる手術を行った。肝臓の一部が機能低下して血流が少なくなってしまったために、本来肝臓に血液が流れ込む血管が、肝臓をバイパスして腎臓や脾臓につながってしまっていたのである。一部の血液が肝臓を通らないので、当然解毒が行われずにアンモニア値が上昇して肝性脳症となっていたわけだ。

足の付根と首の両方からカテーテルを入れて、肝臓をバイパスしている血管をバルーンで塞ぐぎ、薬剤で固めてからバルーンを抜く、ということを行った。これで肝性脳症が起こらなくなればいいのだが。

この処置により血中のアンモニア値が上昇しなくなり、意識朦朧となることがなくなれば、すぐに実家に帰らずにしばらく様子を見るということもできる。原因がよくわからなかったために3度も入院する破目になったが、それを治療したのだから今後は大丈夫だろう。

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