駅ビルの文教堂書店が閉店する

小山駅前のロブレに昨年末TSUTAYAがオープンしたせいか、駅ビルの文教堂書店が閉店することになった。4月18日で終了するそうだ。なかなか渋い品揃えだったので少し残念。駅でちょっと時間をつぶすときなどに便利だったが、そういうことにばかり利用してあまり本を買わなかったから申し訳ない。

しかし最後の最後になって、目出度く利用できることになった。閉店に際して文房具が30%オフになっていて、そのうちにと思っていたパイロットのコクーンという万年筆が売っていたのだ。気に入っていたチタンカラーのF(細字)が1本だけあった。3000円の3割引きだから2100円。

このコクーンシリーズは安い割に書き味がなかなかいいと評判なのである。ペン先は合金製で金は使われていないが、その割にしなやからしい。40年前には5000円で18金のペン先の万年筆が買えたけど、今はその程度の金額では合金製となってしまう。

インクなしでちょっと紙をなぞってみると、さすがに18金並のしなやかさというわけにはいかないが、合金にしてはなかなか書きやすそうだ。後でコンバータ(インク吸入器)とインクを買わないと。

インクはパイロットのヤマブドウを買おうと思っている。モンブランのバーガンディレッドと似たような色のインクだが、パイロットの方がずっと安いのである。どちらにしても小山では見かけないので、amazonで注文するしかない。

それにしても、たまたま駅ビルに行ったら万年筆が安く買えたし、よく利用させてもらった文教堂に少しだけでも貢献できて良かった。

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