マススタートの金メダルとカーリングの銅メダル!

いやはや昨夜はエキサイティングだった。カーリング女子の銅メダルとスピードスケート女子マススタートの高木那奈の金メダル。しかもそれが同じ時間帯にやっていたものだから、見るのも大変だったし、どちらも最終盤に勝利が決まるという展開だったから、ハラハラ・ドキドキだったのだ。

カーリングはもしかしたらと思ってはいたものの、マススタートに関しては見るのも初めてだし、そんなに話題にもなっていなかったし、カーリングとマススタートを行ったり来たりチャンネルを切り替えながら、のんびり酒を飲みつつ見ていたのだった。それが高木那奈が決勝に進み、メダルの可能性が出てくると、観戦にもにわかに力が入る。チャンネルもスピードスケートの方に固定してじっくり見ることに。

マススタートはずっとかけ引きが続いて、最後の1,2周で勝負というレースだったので、最後の最後まで誰が勝つかわからなかった。最終コーナーで2番手につけていた高木がインコースをついてトップに立ち、アッこれはと思っているうちにゴールインしてしまったのである。なんだか呆然とするような勝利だった。パシュートでもそうだったけど、日本勢は後半が非常に強い。

その余韻も冷めやらぬまま、今度はカーリングにチャンネルを合わせる。こちらも大接戦で日本もイギリスも2点以上取ったエンドが無い。第9エンドを終わって4対3と日本が1点リードしているが、最終第10エンドはイギリスが有利な後攻である。イギリスがに点を取られるのは避けられない状況だから、なんとか1点に抑えて、同点でエキストラエンドに持ち込み、有利な後攻を持って1点取って勝利というのが最良のシナリオだと思っていた。

ところがイギリスの最後の1投がミスショットとなり、日本が1点を加えて5対3で勝利したのである。前日の韓国戦も第10エンドで相手のミスショットで同点に追いついたりしたが、カーリングは最後まで何が起こるかわからない。本人たちもてっきり負けたと思ったそうだ。解説の女性も、日本のストーンが1番中心に近い所に残ったとき、「アッ」と声を上げていた。やはり負けと思っていたのだろう。

特に期待していなかったところに、最後の最後に急にメダルが2つも追加されて、本当に驚いた。特にこの大会中にカーリングは人気が高まってきているし、銅メダルも獲得したことで更なる人気急上昇は間違いない。

ただ残念なことに、スピードスケートはスケート連盟からメダル獲得ボーナスが出るが、カーリング協会はお金が無いのでボーナス等は無いそうだ。せめてCMのオファーがあることを祈る。

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