今回は茨城方面へ/ばんどう太郎、つむぎの館、ムムス、中国料理sakurai

このところ一週間おきくらいに足利の友人Yが来る。先月30日、今月9日、そして今回の21日。サポーターであるジェフ市原の試合が遠隔地のアウェイでヒマだったり、1人で食事をしたくないからのようだ。明日には台風が通過するという、この悪天候の中なのに。

とりあえず「ばんどう太郎」で昼食。白まるごまみそ煮込みうどん。わりとおいしかったが、暖房が効きすぎていてうどんを食べると汗だく。Tシャツ1枚になる。熱いうどんを食べるには、もう少し涼しい方がいい。

食事の後は国道50号をなんとなく東へ。結城市に入りベイシア・カインズホームに寄って、ちょっとした日用品や飲み物などを買う。

結城市街に入っていくと、蔵や古い木造家屋などの残る、茨城百選に選ばれている町並みがあった。そういう家屋はところどころで、ズラッと並んでいるわけではないが、それらしい雰囲気はある。そんな通りを走っていたら、「つむぎの館」という結城紬や資料・歴史を展示したミュージアムを発見。雨だったから億劫だったけど、友人が寄ろうというので仕方なく車を降りる。

まず入り口のすぐ脇のショップに入ると、先客は外国人の女性2人だけでとても静かである。結城紬で作ったもの、財布、ネクタイなどあれこれ売っている。きれいなストールがいくつかあって、ちょっと良さげだなと思ったら3万円とか4万円とか!小物の展示に混じってサラッと30万円のストールも置いてあるし、なかなか油断できない。

そうこうしているうちに、突如賑やかになった。外国人の観光客らしき団体が入ってきたのだ。こんなところにたくさんの外国人客が来るとは思ってもみなかったので驚いた。そういえば先客だって外国人だったのだ。しかしなぜこんな地味なところに団体で押し寄せるのか。観光ルートに入っているのだろうけど、と訝っていると、結構彼らには受けているようである。

機織り機の展示とか結城紬の歴史とか、地味な方にはあまり足が向かないみたいだが、結城紬の展示館はかなりの賑わいである。着付け体験もできるので、何人か挑戦している。渋い色合いの結城紬と金髪が意外にマッチするのだ。

我々が結城紬の歴史の展示を見ているうちに賑やか団体は去っていて、また静かな「つむぎの里」になった。

そこからちょっと車を走らせるとすぐに、気になる店があったので入ってみる。雑貨とか小物とかの店かと思ったが、パン屋だった。「ムムス」という店名で、スウェーデン語でおいしいという意味だそうである。並べてあるパンの種類は少な目で、値段は結構高い。クリームパンを食べたけど、素朴な味という感じ。7月にオープンしたばかりだとか。まだ体制が整わないのか、それともそういう演出なのか、店内の半分は小上がりの畳となっていて何もない状態。

雨の中をさらに東方面へ走るが、特にこれというものも無いので戻る。結城の辺りの、「旅の駅」という「道の駅」と非常に紛らわしい名前の施設で、友人が茨城名物「干し芋」を購入。

夕飯は小山のロイヤルホームセンター近くの「中国料理sakurai」へ。前から気になっていた店だ。外観も店内もシックで小奇麗な感じがして好感が持てる。あまり広くないのでテーブルの間隔は狭め。ウェイトレスのお姉さんのチャイナドレスのスリットがかなり深い。

チャーシューチャーハン、牛肉とキノコのオイスターソース炒め、油淋鶏を注文する。2人でちょうど良いボリュームである。味はなかなか良い。1000円前後の料理が多く、値段は手頃。ただし海鮮系は3000円前後になる。また利用したい。

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