那須へドライブに/らーめんはるか86、千本松牧場、乙女の滝、南ヶ丘牧場、殺生石、大戸屋

9/30(土)に足利の友人Yとドライブに。10時過ぎくらいにヒマだからどこかに行こうというメールが来て、急きょ出かけることになったのだ。と言っても突然だからどこへという当てはない。支度しながら行き先を考えたけど、ちょっとドライブに行くような近場はたいてい行っているので、特に行きたいような所がないのである。そうこうしているうちに友人が迎えに来て、とりあえず「らーめんはるか86」で昼飯を食べながら行き先を考えることに。

珍しく並ばずに入ることができた。分厚くて巨大なチャーシューが乗っているけど、チャーシューメンではなくてただのラーメンである。今日はなんだか麺もずいぶん多いような気がする。ギョウザも注文。

夏前からたまに話題に上がっていた那須に行くことにして、栃木インターから東北道に乗る。天気がいいし、道も空いている。

西那須野塩原インターを降りてすぐの千本松牧場に寄る。家族連れが多く賑やかだ。とりあえずソフトクリームを食べる。

ここは牧場とはいっても色々な施設があって、定番の乗馬、動物ふれあい広場の他にジンギスカンレストラン、ロティサリーチキンのレストラン、パターゴルフ、バンジートランポリン、熱気球などアクティビティやグルメが豊富だ。ジンギスカンバーガーのポスターを見つけて、話の種に食べたいなと思ったけど、売店には売り切れの貼り紙が。

ざっと一廻りして牧場を後にし、板室温泉方面に向かう。温泉を抜けてずっと行った先の「南ヶ丘牧場」へ行くのである。途中「柏屋」というおいしい蕎麦屋もあるけど、お昼のラーメンとギョウザがボリューム満点だったのでとても食べられないのが残念だ。

板室温泉は思ったより規模の大きな温泉街だった。あまりメジャーじゃないし、もっとひなびたイメージだったのだが。ここを通るのは10年ぶりくらいなので、温泉街の様子をすっかり忘れていたのだ。板室を抜けて「柏屋」の前を通ると本日終了の札がかかっている。どっちにしろ蕎麦は食べられなかったわけだ。いずれまた。

それからしばくら行くと、「乙女の滝」というのがある。何度も通っている道なのに、今まで気が付かなかったのが不思議。駐車場から急階段を降りると、ヒンヤリした空気の中に滝が現れる。静かな雰囲気も、滝自体のたたずまいも良い。ちょっとした穴場かも。

滝へ続く道の途中にカフェがあるが、営業していなかった。場所もいいし、おいしいコーヒーでも飲めたら良かったのに。後で調べてみると、なにやら趣味的な店で営業は不定期なのだそうだ。まあこんなところには、夏の最盛期でもないとあまり客も来ないだろう。

「南ヶ丘牧場」では土産を買ったり、友人が牛乳を飲んだだけ。牧場と青空の景色は良かった。

牧場なのに土産はなぜか「くるみゆべし」を購入。牧場産でもないし牧場っぽくもないけど、好きなので。ここには何度も来ているから、別に牧場にこだわらないのだ。ちなみにこの「くるみゆべし」はなかなかおいしかった。

牧場から今度は那須湯本温泉を抜けて殺生石へ。

駐車場から奥に進むと賽の河原の荒涼とした景色が広がる。この辺りだけ草木が一本も無い。

千体地蔵がずらりと並んでいる。赤い頭巾などかぶっていてちょっと不気味。

この地で九尾の狐が退治され、殺生石となって人や動物を殺し続けたという伝説があり、一番奥に殺生石が祀られている。殺生石付近は立入禁止となっていて、奥にしめ縄がかけられた岩がある。硫化水素ガスが発生しているからだろう。硫黄くさい。人や動物を殺した殺生石となっているが、本当のところは硫化水素ガスが原因だったのだろう。

殺生石の左手に奥に入る道があって、温泉神社の鳥居がある。

鳥居をくぐってちょっと行って見たら今頃アジサイが咲いていた。

熊に注意の看板がたくさんあるし、本殿まで距離がありそうなので引き返す。山の谷間の向こうには怪しい雲が。上下に区切られたようになっていて、上は夏空、下は雨模様に見える。

トイレに名前を付けなくてもねえ。

殺生石の脇に川が流れていて、ちょっと下流に「鹿の湯」という日帰り温泉があるので見に行ってみる。駐車場は一杯で人気が高そうだ。硫黄の臭いがプンプン。

風情ある佇まい。川底は温泉成分のせいで白っぽくなっている。

帰りに矢板PAで「ままどおる」を買う。下りのSA、PAでは売っていなかったが、上りは置いてあるようだ。福島土産だからだろう。

小山に戻って「大戸屋」で夕飯。前回「やよい軒」に行ったので食べ比べという趣向である。結果、軍配は「大戸屋」に。「大戸屋」の方がずっとおいしい。店舗で作るのとセントラルキッチンの差か。ただ企業の収益という点では「やよい軒」の方がだいぶ上らしい。店舗で作ると手間とコストがかかるから、セントラルキッチンにはかなわないのだ、収益的には。しかしその分味は「大戸屋」の方がいいから、客としては「大戸屋」を支持したい。

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