同窓会は懐かしく楽しかった

この歳になると、親しい友人は減ることはあっても増えることはなかなか無い。数年前にもオーディオ仲間だった友人がガンで亡くなったばかりだ。趣味や価値観を共有できたり、心置きなく語り合える友人はなかなか見つかるものではないのだ。だから友人は大切にしなければならないし、できるだけ減らしたくはない。

友人を増やす機会はなかなか無いのだけど、先月35年ぶりくらいに同窓会に出席したことで、懐かしい友人たちにたくさん再会することができた。あまりに久しぶりだから、誰だかわからなかったりしたら失礼だと思って、一応中学時代の名簿を確認してから出かけたのが、そんな心配はまったく必要なかった。ひと目で誰だかすぐにわかる。

飲んで昔の話などしていると、目の前にいるのはみんな中学時代のイメージそのままの男の子、女の子だ。雰囲気も昔とほとんど変わらない。驚くほど変わらないのである。

小規模の私立中学校だったので、生徒数は一学年50人弱しかいない。だからみんな顔見知りで、大規模な学校より家族的雰囲気というものがあるのかもしれない。卒業してから40年ぶりに会った奴も結構いたが、すぐに昔のままに話ができるのはそのせいだろうか。

もともと同窓生は少なく、また全員が出るわけでもないから、同窓会といってもちょっとした飲み会のようなものである。毎年のようにやっているらしいから、顔を出しさえすれば懐かしい友人たちとまた交流できるのだ。あまり出席に積極的でなかった私を熱心に誘ってくれたN子ちゃんに感謝!

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