コミュニティに受け入れられる条件

マックでコーヒーを飲んで休憩していたら、前の席の親子連れが食べ終わった後のゴミをそのままにして出て行った。母親は片言の日本語。顔立ちからするとアジア人ではなく、小山市に多い南米系の人だろう。子供2人は普通に日本語を話す。

小学校高学年か中学生くらいの男の子はテーブルの上のゴミをかなり気にしていた様子だが、母親が全く気にせずにスタスタ帰っていくので追随するといった感じ。日本で生まれ育ったのだろう子供には日本の倫理観が備わっているようだが、母親にはそれが無いことが見て取れる。

この母親は自分で自分の首を絞めていることに気がつかない。日本で暮らすからには日本社会に溶け込んだ方が暮らしやすいはずだが、こういった行動が普通の日本人と彼女らとの間に一線を画すことにつながるのだ。回りは特に注意するわけではないが、あの人達はそういう人達だから、という認識が出来上がってしまう。私達とは違う人達。どこか受け入れがたい素地が固まっていく。結局コミュニティから浮き上がった存在になってしまう。

人に迷惑をかけないということは、コミュニティに受け入れられる最低限のルールである。人種的多様性の薄い日本では、様々な慣習を受け入れようという方向にはなりにくいから、日本的倫理観をよく理解することが日本での暮らしやすさにつながることは間違いない。私の好きなようにする、ということでは地域社会には受け入れられないのだ。

2件のコメント

  1. タリーズのテラスで飲んでいたら後ろの女性が爪をきりだした。母親も同席していたが注意しない。そういう家庭だということ。

  2. 常識のない人が増えているのでしょうか。親に常識がないと、その子供も同様になる可能性が高いのでしょうね。

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