IPv6に移行したら回線速度が劇的に速くなった

インターネットの回線速度が遅すぎて夜間には1Mbpsも出ない状況だったので、なんとかならないかと折にふれて情報を探っていた。NTTの光回線自体は速度が出ているらしいので、プロバイダに問題があるらしかった。しかし私が使っているbiglobeでは能力増強工事が終了しているとのこと。能増したのにまだ遅いというのはなぜなのか。


そこである情報にたどり着いた。IPv4接続からIPv6接続に移行したら回線速度が速くなったというのである。

パソコン等を使ってインターネットを利用する場合、それぞれのパソコン等にIPアドレスというものが割り当てられる。電話をかけるには電話番号が必要なように、このIPアドレスがないと情報のやり取りができないのである。またIPアドレスは世界中で重複しないようになっている。

このIPアドレスの従来の規格がIPv4なのだが、足りなくなってきたので新しい規格であるIPv6に移行している最中なのである。

IPv4接続からIPv6接続に移行したら回線速度が速くなったというのは、なぜそうなるのか理由がよくわからないが、新しいシステムの方がより良いサーバー等が割り当てられているのかもしれないし、優先されているのかもしれない。

ということで私も早速biglobeのホームページから変更を申し込んだ。数日かかる場合もあるなんて注意書きも書いてあったが、数分後にはすぐにIPv6に切り替わった。そして回線速度を測ってみるとビックリ。約70Mbpsも出ているのだ。最近では日中でも数Mbpsしか出なかったのが、いきなり10倍の速度になった。夜間でも同じように70Mbps出る。

幸いうちのルーターはIPv6に対応していたが、未対応の機種もあるようなので、ルータを確認して対応しているようなら、すぐにIPv6に移行した方がいいと思う。うちの場合は劇的に速くなった。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。