5/5に足利の友人と霧降高原の大笹牧場と日光に行ってきた。天候も良く、程良い気温で観光にはうってつけ。ゴールデンウィークなので渋滞の危険もあったが、裏道を駆使してそれはほぼ回避することができ、かなりスムーズなドライブだった。
栃木駅で落合い、鹿沼を抜けて日光へ。例幣使街道の杉並木を通る。ここはちょっと混むかもと思っていたが、意外なほど空いている。
最近ではあまり見かけなくなった鯉のぼり。
国道119号は混みそうなので使わずに、旧今市市の辺りから大谷川沿いに行く。霧降高原を抜けると大笹牧場が道沿いに現れるが、牛は見当たらない。以前夏に来た時にはたくさんいたのだが。
レストハウスに着くと、終盤ながらもまだ桜が咲いていた。
60周年記念イベントということで、レストハウス前の広場でよさこい踊りをやっていた。何組か出て競うらしい。ちょっとうるさい。
混む前にまずは昼食ということでジンギスカンのレストランへ。ジンギスカンはまず食券を買い、カウンターで肉などと引き換えてから席に案内される仕組み。冷凍ではなく、生のラムということである。久しぶりに食べるジンギスカンはおいしい。
食後のデザートはソフトクリーム。これも食券を買ってから窓口に並ぶ。ミルクっぽい味だ。
牛模様の自販機。
レストハウス東側の駐車場の端にひっそりとキャンプスペースがあった。穴場？
牧場の方では羊にエサをあげたりできる。柵のそばに人が近づくと羊も我先に寄ってくる。
大笹牧場からの帰りに六方沢橋に寄ってみると、欄干に昔はなかった高い柵が取り付けられていた。５年ほど前に設置されたらしい。自殺者が多いのでその対策なのだろう。高い所にかかっている橋なので下を覗き込むと怖いくらいなのが有名だったのに、もう橋から下を見ることができなくなった。
自殺を思いとどまらせる看板も。
10年前の写真。欄干に柵は無い。
高い所はあまり好きではないので早々に退散して、霧降の滝へ。滝を取り巻く緑のグラデーションが美しい。ここは秋の紅葉もきれいなのだ。
ここまでは渋滞もなくスイスイと走ってきたが、ちょっと日光市内を散策と思ったとたんにハマる。国道119号手前の橋をなかなか渡れない。国道へ合流するところが詰まっているようだ。仕方ないので橋の手前の道を東照宮方面に曲がってぐるっと回ってこようとしたが、しばらく行くとこっちも渋滞。しかもさっきよりひどそうなので、Uターンして戻る。臨時駐車場も満車で、結局大谷川の霧降側を旧今市の方まで戻って橋を渡り、大谷川沿いに登ってきて、偶然見つけた河原に車を停めた。
大通りにはレンタル着物を着た女子が多い。
半年前に渡った神橋（しんきょう）。真冬だったので空いていたが、この時期は混雑。
冬は貸しきり同然だった「宮前だんご」も行列になっていた。のんびり世間話をした女将さんも、今日はフル回転の様子。名物の羊羹屋も行列。とにかく人が多い。友人が5月5日なので柏餅が食べたいと言うので、和菓子屋で柏餅を買って駅前のベンチで食べる。
小山まで戻ったが、まだ時間も早いのでハーヴェストウォークに行きサーティワンのアイスを食べる。ダブル30％オフセールをやっていたので、シングルよりダブルの方が安いという不条理な価格になっている。今回はナッツトゥユーとパッションフォーゴールド。どちらもナッツ入り。
広場のベンチでアイスを食べて話をしていたら暗くなってきて、メリーゴーランドにも明かりが入る。
夕食は「藤エ門」といううどん屋へ。初めて入る店だが、小山産のイワイノダイチという小麦を使っているそうだ。「開運肉汁うどん」というのを注文。豚肉、ネギ、アゲがたくさん入った熱いつけ汁でざるうどんを食べるのだ。うどん自体はわりと少な目だが、つけ汁の具が多いので結構腹は満たされる。しかし味はもうひとつかな。もちもちした麺だけど弾力性がもっと欲しいかも。小麦にこだわっている割には麺自体の味もイマイチ冴えない。
夕飯が若干期待通りではなかったが、ゴールデンウィーク唯一のお出かけはまあまあだった。
