藤井四段のテレビ対局をつい見る

昨日の将棋NHK杯は藤井聡太四段と千田翔太六段の対局。千田六段に誤算があり藤井四段が快勝した。これはだいぶ以前に収録されたものなので藤井聡太四段の13連勝目の勝負だった。藤井聡太四段は現在17連勝中であり、ニュースにもよく取り上げられるのでついつい見てしまった。

本局は対局そのものより感想戦の方が面白かった。千田六段のしゃべりが面白いので、笑いも交えた和やかな感想戦となっていたのだ。千田六段が解説者として登場する対局が見たいと思う。藤井四段はまだ若いので千田六段の質問に答えるくらいであまりしゃべらず、発言はほとんど千田六段と解説者の杉本七段だけだったが。

杉本七段は藤井四段の師匠である。他の番組のインタビューで藤井四段に当たり前のように負けると言って笑いを取っていたが、テレビで新進気鋭の弟子の対局の解説をやるというのは、誇らしくもありやりづらくもありというところだろうか。

昨年は三浦九段へのスマホカンニング疑惑(シロと判定された)など悪いニュースがクローズアップされ、谷川会長の引責辞任ということにもなったから、史上最年少棋士デビューの中学生プロが連勝記録を伸ばしているという明るいニュースは、将棋連盟とっても非常にありがたいことだろう。

藤井四段の次の対局は18日に18連勝をかけて行われる。

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