イスラム教徒がやらなければならないこと

イスラム過激派のテロが起きる度に思うことだけど、イスラム教をよく知らない日本人にとって、イスラム教徒は怖い存在になりつつある。これだけ何度もテロや殺戮が繰り返されると、イスラム教徒以外は人間ではない、簡単に殺してもいいと思っている人達なのかもしれない、と考えても不思議ではない。イスラム教は恐ろしい、イスラム教徒は怖いと認識する人が増えるのも当たり前だ。

もちろん一般のイスラム教徒はそんなことはないのだろうけど、大々的に報道されるのはテロや殺戮の事件だから、どうしてもイスラム教は怖いというイメージが刷り込まれていく。できればイスラム教徒とは接触しない方がいいだろうと思わせる。そしてイスラム教徒を排除する下地が出来上がっていく。

一般のイスラム教徒は、過激派は我々と関係ないと言うばかりでなく、過激派を生み出さない工夫をした方がいいだろう。積極的にそうした方策を取らないと、ごく一般のイスラム教徒もだんだん白い目で見られることになってしまう。

過激派はイスラム教のイメージをひどく傷つける存在であり、それはイスラム教にとってとても損なことだ。イスラム教徒以外の人にとっては、イスラム教は野蛮な宗教に見えてしまう。

イスラム教本来の宗旨を広く紹介したり、過激派を放置しない、生み出さない仕組みづくりをすることが重要であり、それはイスラム教徒が自身のためにも行わなければならないことである。

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