酒のつまみにカルビーのポテトチップ「うすしお味」をよく食べるが、消費税増税前はドラッグストアの安売りなどで68円で買うことが多かった。しかし増税後の今は59円である。増税されたのになぜか実売価格は下がっているのである。
価格が下がっている背景には内容量減少がある。カルビーもコイケヤも以前は70g程度だったものが60gくらいになっているのだ。内容量の減少を考えると、一概に値段が安くなっているとは言えないのである。
しかし視点を変えてみると、これは1回に食べる量とコストを下げることに役だっているとも言える。私は1袋を大体2回に分けて食べる。2日間で食べきるということが多い。これは増税前も増税後も変わらない。70gから60gになっても食べ方は変わらないので、1回に食べる量が自然に減っているのである。値段も下がっているから費用も減っている。
したがってわずかではあるが、自動的に摂取カロリーを減らせることになっているのである。こういうことは他の食品にもあるかもしれない。消費税増税はダイエットを気にかける人にはかえって良かった面もあるのかも。