昨日の日経平均は632円安の16416円と大幅下落。今年最大の下げ幅である。今週は若干落ち着いてきたかなと思ったら、またまた大きな下落だ。そして今日は前場に300円超上げる場面もあったものの、後場に入ったら急落。結局終値は398円安の16017円となり、昨年来安値を更新した。もうどうにも止まらない、って感じ。
下落が続く原因は原油価格の下落と中国の経済失速だ。ともに世界経済に大きな影響を及ぼすと考えられるので、世界的に株価も下落しているわけである。しかも原油価格の下落は当面続きそうだし、中国経済も簡単には回復しそうもない。株価下落の原因が取り除かれることは今後も無いわけであるから、どこまでいったら下げ止まるのかを判断するのが難しい。
１つ想定するとしたら、3月の全人代に向けて中国が大型の経済対策を打ち出し、株価の風向きが変わる、というのが一番ありそうなストーリーではないだろうか。というか、それ以外に何かあるのかなという感じがする。今後の株価の行方は中国次第。
