好きな10冊の本

何度も繰り返し読んだ好きな本があって、思いつくままに10冊あげてみると以下のようになった。
ボートの3人男/ジェローム・クラプカ・ジェローム
大地/パール・バック
地底探検/ジュール・ヴェルヌ
グリックの冒険/斉藤惇夫
潮騒/三島由紀夫
旅で眠りたい/蔵前仁一
古典落語/興津要
ラルフ124C41+/ヒューゴー・ガーンズバック
愛の試み/福永武彦
パチプロ日記/田山 幸憲

「ボートの3人男」の舞台はイギリス。話の軸はボートで川を旅行することなのだが、面白い逸話が満載なのだ。

「大地」は中国の親子3代にわたる物語で、かなりの長編であるが非常に読み応えがある。読み始めたら止まらない。

「地底探検」は子供の頃によく読んだ。他にも「二年間の休暇」や「海底二万里」など、ジュール・ヴェルヌは好きな作家である。

「グリックの冒険」も子供の頃に何度も読んだ本で、TVアニメにもなった「ガンバとその仲間たち」と同じ作者である。

「潮騒」も子供の頃から、たまに思い出したように読む本である。何度読んでも、いいなと思う。

「旅で眠りたい」は安宿に泊まってバックパックで長期にアジア方面を旅行する話で、ふと読みたくなるときがある。

古典落語は何度読んでも面白い。気に入った話をあちこち拾い読みできるのもいいところ。

「ラルフ124C41+」はSFで、小学校の図書室にあった本は「27世紀の発明王」という題名になっていた。確かに「ラルフ124C41+」では何のことかわからない。「ラルフ124C41+」は作中の科学者の名前なのである。現在持っているハヤカワのペーパーバックの題名はちゃんと「ラルフ124C41+」である。

福永武彦はわりと好きなので「愛の試み」や「海市」など一時期よく読んだ。「愛の試み」は読みやすい構成であるから読んだ頻度は多いけど、よく考えてみると好きなのは「海市」の方だった。

「パチプロ日記」は単純に面白く読みやすいので何度も読んだ。パチプロの生活を日記的に綴ったものだが、内容が非常に面白く文章も個性的。散々読んだので全10巻をまとめてオークションに出したら2万円超で売れた。半分くらいはブックオフで100~500円で買ったものだったが。

こうやって書いていたらそれぞれまた読みたくなってきてヤバい。この年末に「大地」などにはまったら千ページ以上あるから大変だ。

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