難しい経済情勢を反映して大幅下落

昨日の日経平均は597円安と大幅下落して19435円。4営業日連続の下げで、ついに20000円の大台を割ってしまった。この4日間で1000円以上も下げている。中国の上海総合指数も下げ続けていて昨日も4%以上下落した。金曜夜のダウ平均も358ドル安の16990ドルと17000ドル割れし、更に昨夜は530ドル安と4年ぶりの下げ幅を記録して16460ドルとなってしまった。どうも危うい雰囲気が漂っている。

日経平均もダウ平均も大台割れからすぐに反発すればいいのだが、中国のバブル崩壊の影響は大きく、そう簡単に市況が回復するとは思えない。アメリカは来月に利上げする可能性が高かったが、世界的な変調を受けて12月に延期されるとの声が増えている。年初には年末の日経平均が2万2000~3000円になるという予想もあったが、それはかなり難しい経済情勢になってきたようである。

中国経済の減速を日本はどう乗り越えて行くのか。政府、日銀はどのような手を打つのか。しばらくは株価、経済情勢から目が離せない展開が続きそうだ。

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