中国の暴落の影響で日本市場も大幅下落

先月末にも書いたが、中国の株式が大幅下落し続けている。上海総合指数は6月12日に5166とピークをつけてからひと月足らずで30%も下げているのだ。本日も3507ポイントと220ポイント(5.9%)の大幅下落。チャートを見ると一目瞭然だが、下げる角度が非常に急峻だ。

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中国の不動産はもうずいぶん前からバブル崩壊的な状態だし、経済も停滞している。その中でここ1年くらい株価が上げ続けていたのがそもそもおかしいのだけど、ついにツケが回ってきたのかもしれない。

この1ヶ月ほどの下落で、中国の株式市場の時価総額は400兆円ほど失われた。東証の時価総額が500兆円くらいだから、その下落の大きさがわかるというもの。世界の経済に与える影響はギリシャ危機どころではないだろう。

日本市場も中国市場の下落、中国経済の先行きを警戒して639円安の19737円と大幅下落。前場はなんとか持ちこたえていたが、後場に入るとあっさり20000円を割り込んだ。今年の夏は、株式市場にとって嫌な夏になりそうだ。

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