自民党の勉強会での”マスコミをこらしめる”発言を受けて、当のマスコミは言論の自由への弾圧だと大騒ぎしているが、実に白けるばかりである。都合のいいときばかり正義ぶって言論の自由を盾にするけれど、本当に普段から言論の自由を実践しているのだろうか。
マスコミはスポンサーに配慮することも多いし、政府に配慮するこもある。自主規制なるものも往々にしてあるのだ。そのくせ、こんなときばかり言論の自由が侵害されると大騒ぎ。アホらしい限りである。
マスコミは権利ばかりを主張するけど、義務について考えたことがあるのだろうか。マスコミには国民に真実を伝えるという義務があるはずだ。その義務を、スポンサーへの配慮という形で簡単に放棄する。また裏を取らないで安易に記事を書く、間違いを認めない、など義務は果たさないくせに権利は主張するのである。こんな都合のいい物言いが受け入れるられるとでも思っているのだろうか。あまりの厚顔に呆れ返る。
新聞も何紙もあるし、ニュース番組もたくさんあるけど、こんなに必要ないと思う。どれもたいして代わり映えしない内容なのだから、１つか２つでいい。いくつも存在する価値がない。権利の主張をする前に、自らの存在価値をよく考えた方がいいだろう。
