湯本に着いて、ちょっと離れた所にある目当てのカレー屋まで10分くらい歩く。しかし混んでいてだいぶ待ちそうだったので、あきらめて引き返すことに。暑くなってきたのでしんどい。道の途中の紫陽花が涼しげだ。
駅前の通りを適当に探して「山そば」に入る。あまり期待できなさそうなので、安全策をとってカツ丼にする。案の定の味。友人の蕎麦もまったくコシがなかったそうだ。しかし場所がいいせいか、客がひっきりなしに入ってくる。入り口近くのテーブルだったので、食べていてせわしない。味はイマイチだけど、経営は良好のようだ。
食事の後はお茶である。通りをもう少し登った所、橋の袂の「ちもと」に入る。和菓子店ちもとの脇に併設された、同じ建物の喫茶店である。メニューは和菓子とお茶、夏季はかき氷も。外観は歴史を感じさせる建物で、店の中は大正ロマンという感じである。静かで落ち着いた雰囲気だった。
友人が注文した濃茶のかき氷。
私のはわらび餅と煎茶。
センスの良い急須で２煎目のお茶も用意される。お湯を足してもらって３煎目も可能。
かき氷を食べ進めると、中からつぶあん、抹茶寒天、白玉、アイスクリームなどが出てくる。面白い趣向である。
実は断面を撮すために向きを変えてもらったら、崩壊してお盆がビシャビシャになるというハプニングが。
小田原から小山までJRの電車一本で乗り換えなしに帰れるので、とりあえず箱根湯本から登山電車で小田原に向かう。しかし車内で発車時刻などを調べているうちに、ロマンスカーで新宿まで行ってJRに乗り換えても料金はほとんど変わらず、時間は早いということが判明。乗り心地は断然ロマンスカーの方がいいから、予定を変更してロマンスカーに乗車する。駅のスタバでラテを買って。
車内はシックなインテリアである。
新宿駅に着いて車輌の横をずっと歩いていたら、座席が自動で回転していてビックリ。そんなことになっているのか。
早めに家に着いて、夕飯は軽くカツサンドとビール。昼に続いてまたカツなのだ。
