年金機構もずさんだが、マイナンバーは大丈夫なのか?

年金機構の年金番号の管理・運用は非常にずさんである。ウィルスに対する危機感もない。だから今回のような年金番号の大量流出を招いたのだ。ウィルス感染がわかってから、また同じような怪しいメールの添付ファイルを開いてしまうというのも考えられない。年金機構の職員の危機管理はユルユルだ。大切な番号を扱っているという意識もない。

外部とやりとりするパソコンと大切な内部データを扱うパソコンは分けるというのが常識だが、年金機構はこんなこともやっていなかったのである。それは年金番号が大切なデータであるという意識が無いからなのだ。旧社会保険庁の頃とあまり変わってないのではないか。

こんなに簡単に年金番号が流出するのならば、来年から制度化されるマイナンバーも同じことが懸念される。政府は大丈夫だというが、そう簡単には信用出来ない。事実、政府の機関からこのように大量流出しているのだから。政府はマイナンバーの安全性について、納得のできる説明をすることが必要だろう。

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