ゴールデンウィーク前半28、29に恒例の都内散歩に行ってきた。途中新宿湘南ラインが２度ほど止まって、待ち合わせに遅れるかと心配だったが、なんとか予定通り到着して新宿のロッカーに荷物を置き神楽坂へ。
ランチはミシュラン１つ星のそば屋「蕎楽亭」である。早めに着いてまだ開店までだいぶ時間があったので、その辺をブラブラしてきたらいつの間にか行列になっている。あわてて並んで、なんとか１巡目に入ることができた。油断大敵である。
注文したのは「むぎめおと」。そばと冷麦の相盛である。うどんとそばというのはよくあるが、そばと冷麦というのは珍しい。そしてそばもうまいが冷麦も確かにおいしい。普段食べる白い冷麦とは違って半透明のような、そばのような食感の冷麦だ。
久しぶりのうまいそばに満足して坂を下り、「紀の善」へ。友人の希望でかき氷を食べに行ったのだが、まだ始まってなかった。白玉が始まったのと勘違いした模様。かき氷好きだが、白玉も大好きな友人はその白玉を、私はクリームあんみつを注文する。老舗の甘味もなかなかいいものだ。いつも行列しているらしいが、この日は空いていた。平日の昼だからか？
国立新美術館に行くため地下鉄に乗り、乃木坂駅で降りようとすると改札の前に衝撃の看板が！
「休館日 Closed」と書いてあるではないか。普通、美術館などは月曜日が休館日なので、休みだなんて夢にも思っていなかった。しかしチケットをよく見てみると、ちゃんと毎週火曜日休館と書いてある。ゲロゲロ。
仕方がないので予定を変更して、翌日に行くはずだった新宿御苑へ。29日なら入場無料だったのに。
御苑も平日のせいか空いている。大木戸門から入ってまず温室へ。観葉植物の造形が面白くて、ついつい写真を撮りたくなる。色々な形があるのだ。
でもカトレアだってよく見ると変な形である。
明日はブルーシートがたくさん並ぶのだろうけど、今日はガラガラ。
枝垂れ桜の花びらで埋めつくされた地面。
あちこち花もたくさん咲いている。
神田神保町に移動して友人の行きつけの「古瀬戸」でコーヒーでもと思ったら、なんと「入院のため30日まで休み」との貼り紙が。またフラレてしまった。今日はどうもうまくいかない。
気を取り直して、「さぼうる」の近くの「石窯bake bread茶房 TAM TAM」という店に行ってみる。石窯で焼いた厚みのあるふわっとしたホットケーキとコーヒーを注文。かなりうまい。ホットケーキはこれくらいシンプルなものが結局一番うまいのだ。落ち着いた雰囲気だし、ここはまた来たいと思える店である。
朝、都内に着く頃からクシャミ、鼻水が止まらなくなり、手持ちのポケットティッシュが無くなってしまったので、ツルハドラッグで12個入を１袋買う。どうもカゼをひきかけているようで少しだるい。
三省堂で気になる本を数冊チェックして、阿佐ヶ谷へ。お気に入りの中華「希須林 小澤」が5月いっぱいで閉店してしまうので、友人が予約しておいてくれたのだ。予約は8時だが7時過ぎに着いてしまったので、ブックオフを覗いたりスタバでラテを飲んだりして時間調整する。
まずは「白えびの唐揚げ」。香ばしくてビールによく合う。次に「ニラレバ炒め」と「油淋鶏」。私のお気に入りのメニューである。ニラレバは昼で無くなってしまうので予約しておいたもの。メニューには書かれていない。うまい料理でビールが進む。そして「酢豚」、シメに「炒飯」。最後の”希須林 小澤”を堪能した。
