別なとこから下落がやってきた

先日ギリシャ発で大きな下落がやってくるかもしれないと書いたが、そっちよりも早く、アメリカ発で大幅下落がやってきてしまった。本日の日経平均株価は538円もの下落。1年3ヶ月ぶりの大きな下落である。やっぱりゴールデンウィークは何かが起こるのだ。

下落の原因はアメリカのGDPだ。2015年1~3月期のGDPが前年同期比0.2%の伸び率しかなかったのだ。これは市場予想を大きく下回っており、このところずいぶん上昇していた欧州と日本に利益確定売りが広がった模様。当のアメリカは最近株価が冴えなかったこともあって、昨夜も70ドル程度の下げで済んでいる。

さらに日本では昨年の消費税率変更前の駆け込み消費の反動で、今年の対前年比1~3月期の売上の伸び率は低く、今期の業績見通しも保守的な内容が多い。

こんなようなことが、本日の大幅下落につながったと思われる。これに加えてギリシャ発の爆弾がいつ投下されるかわからない状況なのだ。明日は「買い」を入れる勇気はなかなか出ない。7日まで何もできないのだから。

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