今年もひどい目に、e-taxにまたやられた

去年の確定申告で散々な目にあった電子申告e-taxであるが、今年は注意点をメモしてあるので大丈夫、すぐ終わると思ってグズグズしていた。2月も末近くになってやっと国税庁のホームページを開いて、まず申告書を作成するかなと思ったら、画面の上の方にmac osに関するe-taxの利用条件が表示されている。それを見ると、なんと私のシステムではe-taxが利用できなくなっているのだ。

私のmac miniはMac OS 10.6.8(snow leopard)なのだが、今年からはMac OS 10.7(Lion)、10.8(Mountain Lion)、10.9(Mavericks)じゃないと利用できないというのである。最新版の 10.10(Yosemite)もダメらしい。

仕方がないのでmac app storeでOS 10.7(Lion)\2000を購入した。私のmac miniはは古いので、ここまでしかアップグレードできない。10.8(Mountain Lion)以降はインストールできないので、ギリギリ条件内に入れたという状況だ。土日をはさんでいたせいか、app storeでOS 10.7を申し込んでからダウンロードできるまで3日ほどかかり、やっとOS 10.7をインストール。

ところが作成した申告書をいざ送信しようとするとうまくいかない。OSを10.7にするだけではダメで64bitモードで起動しなければならないのだ。その方法を調べて64bitモードで起動させようとしたが、何度やってもダメ。さらにあっちこっち調べて、ようやく私のパソコンでは64bitモード起動ができないと判明した。

これではOS 10.7にした意味が無いし、しかも今まで利用していたUSB端子にディスプレイを接続するアダプターも、OS 10.7非対応で使えない。このアダプターが使えないと2画面にできないので非常に困る。仕方がないので、せっかくインストールしたOS 10.7をわずか1時間ほどでアンインストールすることに。タイムマシーンを使って2時間ほどかけて元に戻した。疲労困憊。

翌日試しにOS 10.6で昨年と同様に申告データを送信してみると、なんと何事も無く送信完了。ちゃんと受け付けられている。e-taxのホームページに書かれている利用条件は一体何だったのか。本来なら1時間もあれば済むところ、利用条件情報のせいで余計な出費と多大な時間(osの購入も含め1週間近く)がかかってしまった。

昨年も電子証明書がロックされてひどい目にあったが、今年はそれ以上。確かにOS 10.6で申告データを送信するには、safariを32bitモードで起動したり、Java Preferencesをいじったりしなければならないので、敷居が非常に高いのではあるが、OS 10.6が使えないかのような記載はいかがなものか。まったくシステムや情報をきちんとして欲しい。

結局、去年に続いて今年もまたe-taxにはお金を使わされた。去年は電子証明書を取得したりICカードリーダーを買ったりしなければならなかった。今年はOSの無意味なアップグレード。申告する度に何かお金を使わされる。やっぱり印刷して郵送の方が良かったかな?

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