日本人を褒めまくる番組が増えた

なんだか最近、日本および日本人がすごいすごいという番組が増えている気がする。NHKのクールジャパンは10年くらい前からやっているけど、ここ数年民放でもすごく増えた。なぜこんなに急に増えたのだろう。どこかの局がやって受けたから他の局もマネしたのだろうか。

自画自賛ばかりしているのは奇異であるし、褒められたいのは自信の無さの裏返しという感じもする。かつては「Japan as NO.1」とまで言われたものが、”バブル崩壊”と”失われた20年”を経て、すっかり自信を無くしてしまったからだろうか。

あまり卑下するのもなんだけど、こんなにすごいすごい言うのも恥ずかしい。謙虚さも日本人の美徳だったはずなのに。

2件のコメント

  1.  1、2年前に比べて、お上とメディアが力強く明るい論調に変わったのは消費不振で物価もGDPも思惑通りに上がらないので国民に自信をつけ明るい雰囲気にもっていくことで消費を刺激し、お金を使ってもらおうと努力しているのだと思います。テレビ番組は見ていませんが、真似して事を済ますのは安心で手っ取り早く、かつ安上がりの方法ですのでどこの世界にもあることと思います。サッサとチャンネルを変えるのが我々の最大の武器です。
     一部だけ見たら凄い民族は沢山いると思います、日本は凄いのに何故貿易赤字は増え、国債発行額は際限なく増え続けるのでしょうか?

  2. そういう雰囲気は感じますね。ただちょっと露骨すぎるかなと。内需が不足すると貿易黒字は増えるので、逆に国内の消費が回復すると貿易は赤字傾向になるようです。国債はもう完済するのは不可能な金額になってますから、どこかで大幅なインフレを起こして金額を圧縮することがあるかもしれません。

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