圧倒的な差で勝てばいい

このところ、横綱白鵬のニュースが目立ってきた。初場所の大関稀勢の里戦で「物言い」がついたがことが不満であると、審判部を批判したのである。自分があきらかに勝っていたのにという言い分だ。

しかしこれは不要な発言だった。こんなことは言わなければよかったと思う。あれこれ文句を言う前に、もっと圧倒的な差で勝てばいいのだ。物言いがつく程度の僅差でしかなかったことを、横綱として考えなおした方がいい。

ただこの問題はそんなに大騒ぎするほどのことでもないだろう。なんといってもまだ20代の若者だ。それくらいの気持ちの揺らぎはあっても不思議ではない。横綱となれば公人としての振る舞いも求められるかもしれないが、我が身を振り返ってみても29才の頃にどれほどの考えを持って行動をとっていたか。

日頃の白鵬の落ち着きを考えれば、この問題は早々に収束するはずだ。せっかく史上最多33回の優勝を飾ったばかりなのだし、さっさと謝るなりなんなりして、こんなことは早くケリを付けた方がいい。そして物言いなどつかないような大差で勝っていけばいいのだ。横綱なのだから。

 

2件のコメント

  1. 白鵬の判定への苦情の是非はともかく、取り直しは間違ってないとおもう。
    土俵際の俵の踏ん張りを利用して稀勢の里も投げかえしにいってるし
    稀勢の里も白鵬もほぼ同時に死に体になったまま倒れ込んでいってますからね

  2. 確かにあれは取り直しが妥当ですね。あるかなきかの差を云々してもしょうがない。ほぼ同体なら取り直しした方がいい。あれくらいのことでゴチャゴチャ言うなんて、白鵬らしくないです。

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