途中までは面白かった。映像もきれい。だがあの終盤はいただけない。話を作りすぎた。策士策に溺れるという感じがする。中盤のドキドキ感が台無し。ラストで急に安っぽい映画になってしまった。
人間嫌いで独身だが、美術鑑定士で人気のオークショニアでもあるヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は、謎の女性から両親の遺産である家具や美術品の鑑定を依頼される。その女性の家に行き鑑定を始めるが、姿を決して見せることがない。そうこうしているうちに、ヴァージルはその女性に興味を持ち始める。
2013年製作、ジュゼッペ・トルナトーレ監督、ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・フークス、ドナルド・サザーランド主演。
久々にちょっと面白い映画だと思ったのにな。残念。