羽生名人が永世7冠に再挑戦となるか!?

将棋の竜王戦の挑戦者を決めるトーナメントが大詰めを迎えている。羽生名人と糸谷6段の3番勝負で勝った方が挑戦者だ。もし羽生名人が挑戦者となり竜王奪取となると、将棋の7大タイトルすべてにおいて永世の称号を得ることになる。7大タイトルの内、まだ永世の称号を持っていないのは竜王戦だけなのだ。

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永世というのは名人戦なら通算5期、竜王戦なら連続5期か通算7期などのように規定以上の年数タイトルを保持すると、永世名人、永世竜王などの称号を得て、引退してもその称号を名乗ることができる。羽生さんはすでに永世名人、永世王位、永世王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の6つの称号を持っていて、最後に残っているのが永世竜王なのだ。

現竜王は森内竜王。今期羽生名人に名人戦、棋聖戦でストレート負けしているだけに、竜王戦では雪辱を果たしたいところ。一方羽生名人は竜王を6期獲得していて、渡辺竜王時代に2度永世竜王を賭けて挑戦したものの敗れているので、3度めの正直で今度こそは永世竜王を決めたいところ。

森内さんも羽生さんも今回は負けられない勝負、という感じであるから白熱した戦いになりそうである。と、今から森内対羽生を想定して興奮していても、挑戦者決定3番勝負でまず羽生さんが勝たないと始まらない。一発勝負じゃなくて3番勝負というところが羽生さん有利のような気がするけど、糸谷6段も好調そうなので果たしてどうなるか。勝負の行方が非常に気になる。

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