雲海を見下ろす露天風呂や棚田は素晴らしかった

3時間ほど寝たか寝ないかくらいで目覚ましの音で起き、窓を開けると一面の霧で真っ白。しかしだんだん霧が晴れてきて見通しが良くなってきたので、風呂に行ってみる。晴れ渡った空に遠く山並みが見渡せ、眼下に雲海(盆地にたまった霧という気がするけど)を見下ろす絶景の露天風呂だった。この景色を眺めながら、朝の空気の中で風呂に浸かるのは最高だ。これがこの宿に泊まった一番の目的だったのだが、想像以上にそれは素晴らしい体験だった。湯加減も私にはちょうどいい。

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別の方向も見ても良い景色。

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朝食は和定食だが、サラダ、卵焼き、納豆などが食べ放題となっている。飲み物は牛乳、オレンジジュース、コーヒー、紅茶など。例によってつい食べ過ぎて、満腹になって宿をでる。まず向かったのはブナ林を歩く「薬師遊歩道」。緑の中を歩くのは気持が良い。

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途中変わった実を見つけて友人に食べて見るよう勧めたが誰も食べない。後で調べたら「テンナンショウ」の実ということだった。食べると口のしびれ、痛み、腎機能障害などが起こったりする。毒なのであった。

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しばらく進むと、看板は出ているものの道が草ぼうぼうで怪しくなってきたので引き返す。あまり人が通らないようだ。

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次に向かったのは星峠の棚田。NHK大河ドラマ「天地人」のオープニング映像にも使われたということである。十日町の棚田はわりと有名らしく、沢山の人が写真を撮りに来るとか。かなり奥まったところにあるので、たどり着くのがなかなか大変だが、そこまで行く甲斐はある。素敵な景色なのだ。天気も良かったので青空とのコントラストがきれいである。雲もいい感じに浮かんでいる。

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道端に咲いていた花。

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棚田は他にも沢山あって十日町市観光協会のホームページに棚田マップなるものもある。
http://www.tokamachishikankou.jp/modules/content01/index.php?content_id=16
星峠から戻ってきて、お土産を買うために道の駅「まつだいふるさと会館」に寄る。ここの道の駅は、なんと鉄道の駅でもある。ほくほく線のまつだい駅と同じ建物なのだ。

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ちょうど通りかかった急行?が通り過ぎて行く。

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新潟のB級グルメ「イタリアン」味の柿の種があった。

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十日町の市内まで戻り、小嶋屋総本店で「へぎそば」を食べる。へぎそばはつなぎにふのりを使った蕎麦でコシが強い。”へぎ”とは蕎麦を盛った容器のことである。予想以上においしく、とても満足だった。この辺りに来たらまた寄りたい。

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関越道の赤城高原サービスエリアに寄り、プレミアムソフトクリームを食べる。新鮮な赤城牛乳とマダガスカル産の最高級バニラを使っているとのこと。うまい。同じサービスエリアでも上り限定で、下りにはないそうだ。

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前橋の群大病院のそばにあるエメラルドボウルでボウリング。一昨年にここで同じメンバーでやって以来、2年振りである。もう足腰がヘロヘロでロクなスコアが出ない。月曜のせいかとても空いていて、一時貸し切り状態になるくらい。
ボウリングの後はけやきウォーク前橋に行き、カプリチョーザで夕食。トマトとニンニクのスパゲティはいつもながらうまい。

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前橋駅で解散。ここから両毛線で帰る。電車は通勤通学客でそこそこ混んでいる。盛り沢山の内容で今回も愉快な旅だった。気心の知れたメンバーでの旅は楽しい。今まで一年おきだったけど、これからは毎年行ってもいいのではないかという気もする。早めに企画を立てておこう。

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