証券優遇税制が2年延長

証券優遇税制が2年延長で決着した。2013年まで10%のままとなる。株式市場活性化のため当然の措置だろう。というか、延長などといっている場合ではない。恒久的にもっと税率を下げるべきなのだ。そもそも本則税率が預貯金の利子と同じ20%というのがおかしい。利子にはリスクが無いが、証券には損をするというリスクがあるのだ。
それに日本の金融市場はニューヨーク、ロンドンと並んで、現在は世界の三大市場となっているが、中国やシンガポールなどアジア勢の追い上げがきびしい。このままでは金融の中心地からはずれてしまうかもしれず、それは日本経済にとって大きなマイナスだ。
その場しのぎのようなことばかりしていないで、政府にはもっと本腰を入れてやってもらいたいものだ。

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