広角と望遠

例えば、中心に馬がいて背景が広がっている写真があるとする。欧米人は馬そのものに注目するが、日本など東アジアでは馬と背景を関連づけて眺めるそうだ。
以前、ズームのデジカメは欧米では望遠側に強い方が好まれ、日本では広角側に強い物が好まれると聞いたことがある。そのときはあまり深く理由を考えなかったが、対象物の見方にこういう違いがあるのならばズーム域の話も納得できる。望遠レンズは対象を絞り込むことができるし、広角レンズは背景を広く写し込むことができるからだ。
しかし人種によってこのような見方の違いがあるのは驚きであり、なんとも不思議な感じがする。

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