ガタカ

遺伝子で全てが決まる近未来社会。人々は優秀な遺伝子を持つように、遺伝子操作・選別をしてから子供を生んでいたのだった。
自然分娩で生まれたヴィンセント(イーサン・ホーク)。遺伝子操作をされなかった彼は心臓に欠陥を持っていた。職業も制限される中、様々な手段で遺伝子情報を偽りガタカ社に入社する。そして火星での任務も目前にせまったある日、殺人事件は起きたのだ。
可能性を夢見ることも許されず、遺伝子が劣っているというだけで全て否定されるヴィンセントの哀しみ、その状況から抜け出すためのトリック、ガタカ社の雰囲気など意外と見所の多い作品である。共演のユマ・サーマン、ジュード・ロウもいい味出していて、前半はそこそこだが後半グッと盛り上がってくる。
1997年、アンドリュー・ニコル監督。

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