電気自動車の普及は?

先日、富士重工と三菱自動車から電気自動車発売のニュースがあった。ついに量産、一般販売の時代に入る、電気自動車の新時代の始まりとも言える出来事かもしれない。
しかし電気自動車が本格的に普及するのにはまだ遠い道のりがあり、早くても2030年くらいになるのではないかと思う。
理由は、
1.家電品などの普及と違って、充電設備などのインフラが必要
2.今使っているガソリンのエネルギーに匹敵する電力を賄うほどの発電能力が、電力各社にあるのか
3.集合住宅での充電はどうするのか
4.低成長の時代なので、同じ車を10年近く乗り続けるのも珍しくない。今後2、3年で新車を買う人の次の買い替えは2020年頃になる可能性も高く、電気自動車を買うにしてもそれ以降となる。
等々あり、普及は緩やかにならざるを得ないような気がする。原子力発電所の増設にしたって、すぐにってわけにはいかないし。政策により太陽光発電の普及に弾みがついていることはプラス要因の1つだとは思うが、必要な電力からすればまだまだごく僅かで、風力その他も合わせてこれがどこまで伸びるのかもポイントかもしれない。
さて電気自動車、どうなるだろう?

2件のコメント

  1. 自転車で、車と並んで信号待ちしていると、その発進の静かさに驚きます。

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