人類SOS

大昔に見たことがあるのだが、先日友人からDVDを頂いたのですごく久し振りに見た。ジョン・ウィンダム作のSF「トリフィド時代」を映画化したもの。
ある日、流星群の光を見た世界中の人々が翌日から目が見えなくなってしまい、流星に乗って運ばれてきたと思われる、自力で移動する食虫植物というか食人植物トリフィドに人々は襲われていく、といったストーリーである。
荒唐無稽と言われればそうだが、60年代に作られたB級SFであるからこんなもんじゃないだろうか。私はSF映画が好きなので結構おもしろかった。ちなみに、原作と同じなのは人々の目が見えなくなるのとトリフィドに襲われることだけで、他はストーリーも登場人物も全然違う。
長篇だが原作を読んでみるのもいいと思う。というか原作の方がしっかりした内容だし、読み応えがあってオススメである。創元SF文庫で出ている。
DVDは「地球最後の男」と「人類SOS」の2 in 1 パックとなっていて、現在公開中のウィル・スミス主演版「地球最後の男」は、このDVDに収録されているもののリメイクなのだ。
1962年製作。スティーブ・セクリー、フレディ・フランシス監督。

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2件のコメント

  1. なつかしい。
    子供の頃「宇宙植物トリフィドの襲来」を買って読んでました。このおかげで、しばらく流星を見ることができなかったのです。

  2. 昔見たときはテレビ東京あたりで放映したと思いますが、またやってくれるといいですね。

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