クイーン2

イギリスのロックグループ、クイーンのセカンドアルバム。
クイーンの魅力はフレディのボーカルによる所が大きいが、変化に富むメロディもとても素晴らしい。ロックというと、同じパターンのリズム・メロディを繰り返すことが多いと思うが、クイーンの場合は1曲の中で大きく変化することが多いのだ。特にこのアルバムの「マーチ・オブ・ブラック・クイーン」は組曲ではないかというくらい。それとギターのビヤ~ンという独特の(変な?)音がいい。

このアルバムの白眉は「ネヴァーモア」で、短いがとても美しい曲である。フレディのナルシスティックな世界に引き込まれるような気分になる。

クイーンのCDを紹介するにあたって、このセカンド・アルバムを最初に持ってきたのは、クイーン独特の世界が一番強く表れているのではないかと思ったからだ。
ただ私にとってこうした世界は初期のアルバムまでで、だんだんメジャーになってくるにつれて、なんだか普通の曲が多くなってしまった。私はクイーンが大好きなのだが、それは4枚目の「オペラ座の夜」までなのである。

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